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日本人の住まいは素足の文化 フローリング材のおすすめは?

「フローリング材についてどんなものが良いか

アドバイスしてください。」

と、よく質問されます。

 

私はそのような時に

「人によって好みも様々ですし

まずは実際に歩いてみて、

ご自分の足の裏に聞いてみてはいかがですか?」

と答えることにしております。

 

(ぜひ一度弊社展示施設「情報館」へご来場下さい。)

 

畳をはじめとして

日本人の住まいは素足の文化である

と私は思っておりますので

直接足の裏が触れる

(時には寝転がったりする)

床材の選択は

とても大事なことだと思います。

 

これまで

わが社のお客様は素足で生活をされている方が多く

そのためか

温かい(熱伝導の低い)木材のフローリングが人気です。

 

しかし

温かい床材は柔らかく傷がつきやすいという欠点があります。

 

逆に傷がつきにくい床材は

硬く冷たい材となるわけです。

そのうえ、

硬い材は(硬い塗装も含めて)

冬は冷たいし、

夏は夏で足の裏がべとついて

(私は)不快に感じます。

 

床材には、いわゆるカラーフローリング

或いは銘木フローリングと呼ばれる

ナラやブナの板を0.2㎜前後に薄く剥いだ

(まるでカンナ屑のような)単板を

合板の表面に貼って作られた商品が

実は

圧倒的に多く使用されているのが現状なのです。

 

しかも、

これらの商品は木目が揃っていて

(12㎜の厚みの無垢板から40~50枚もの単板が取れる計算ですから

当然と言えば当然なのですが)

仕上がりはカタログ通りできれいですし、

(あくまでお引渡しの時点ですが)

安価です。

 

そのうえ

無垢材特有の伸び、縮み、狂い、節、脂ツボ……等の

欠点がほとんどありませんので

工事をする側にとっても

リスクを伴わず

そのうえ手間も省けます。

 

ただし、

 

木材の欠点やリスクを十分に理解された上で

お客様が

 

それでも

 

経年変化によって醸し出される

無垢の木の味わいというものを優先するというのであれば

 

私は喜んでお勧めしたいと思うのです。

 

 

無垢材は年月を重ねいくうちに

じわじわと

艶や味わいがにじみ出て

貼りものとの違いが出てきます。

 

つまり、

貼りものは

引き渡しの時点が一番きれいで

そこから経年劣化がどんどん進みます。

 

フローリングばかりではなく

和室の柱等もヒノキや杉の単板張り材を見かけますが

最初は薄い白系統なだけに

数年後見てみると

色つやを失い、下地や接着剤の色が黒く浮き出て

興ざめしてしまいますね。

 

 

 

さて、

 

皆さんはどちらを選ばれますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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